今までの働き方(古い働き方)
時は遡り1945年。 戦後日本はGHQによる改革により高度成長期を迎える。 木造建築から鉄筋の建物へ。 馬車から自動車へ。 扇風機からクーラーへ。 あらゆるものが進化してめまぐるしい経済成長を遂げる。 そこからさらにバブル景気になり相乗して経済効果は右肩上がり。その経済効果は今までのGDPの50倍になったという。GDPとは国内総生産のことで、一定期間内に国内で生み出された付加価値の 総額を表す。少し難しいのでわかりやすくいうと、世界中のお金の3分の1が日本にあった状態。
この頃の日本はまさにバブリーといった状態だった。この時代における収入の差は学歴の差だった。
いい大学に入り、いい企業に勤めたら定年まで安泰の終身雇用の時代。両親にいい大学に行けるように勉強しなさいと言われたのなら、そんな時代に生まれ育った親からの名残と言える。
この時代の給料の例を挙げるなら、18歳の女の子の初任給が40万。年に4回60万ものボーナス。
そして1992年にバブル景気は弾ける。今まで右肩あがりだった日本経済は急降下。職を失う人が続出して就職氷河期に向かっていく。
ちなみに専門家によると2042年までは日本経済は回復しないそう。
その理由は少子高齢化。子供が少なく、高齢者が多い。当然寿命なども加味すると高齢者の方が早く亡くなるので、日本人口は減っていく。さらに、今の日本の平均出生率は1.4人。2人から生まれる子供が1人なので当然人口は減っていく。当然人口が減ると、生産率は下がるので景気は悪くなる。
当然、政府も馬鹿ではないので、対策を立てた。
政府の対策
それが
- 2020年 オリンピック
- 2023年頃 カジノ複合リゾート施設(IR)
- 2025年 万博
これらを日本で興すことで外国のお金を流入しようと考えているわけだ。
そうして経済を保とうとしている訳だが、今までの学歴社会の様な働き方はできなくなってきた。
その大きな原因が人工知能の登場。
AIを取り入れたロボット工学がどんどん普及して来ており既にAIが人間を超えた。
この現象をシンギュラリティと言いう。シンギュラリティが起こったことで、働き方は大きく変わった。
いま企業に勤めている人は、危機感を持つべき。
なぜなら「企業に勤めてれば安心安全」という時代は終わりを迎えるから。
想像してみろ。もしもあなたが企業の役員だったら。
1日8時間しか働けず、仕事に愚痴や不平、不満を言い、体を壊したらすぐに仕事を休むくせに毎月30万ほどの人件費がかかる「人間」と 24時間働き続けることが出来て、仕事に対して一切文句を言わずに疲れも知らずに1回買えば後は電気代しかかからない、そして人間よりも頭の良い「AI搭載ロボ」
どちらが選ばれるかは一目瞭然だ。
なのでこれからの時代は、1つの会社で定年まで勤め上げる人は存在しなくなる。
これからは会社に属していようが、個人で動いていようが複数のキャッシュポイントを得るのがセオリーとなっていく。
もっと頭を使い
もっと自由に
もっと楽しい人生を選択できる
もっとも良い時代に、我々は生まれた。
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